2010年10月16日土曜日

アトピー性皮膚炎の検査方法⑥

アトピー性皮膚炎の検査方法の一つに負荷試験があります。

この負荷試験はいったいどんな試験なのでしょうか?

できるだけ分かりやすく、しかも具体的に説明してみます。

といいながらも、この試験方法は食物除去試験の延長みたいなものです。

つまり、食物除去試験で除去していたものを少しづつ摂取させ、

症状及び反応を見るという検査方法です。反応が出て症状が悪くなれば、

負荷試験をおこなった食物がアトピー性皮膚炎の原因である、

アレルゲンであると推定できるわけです。この検査方法は、

アトピー性皮膚炎の原因究明だけが目的ではなく、アレルゲンに対して、

免疫力を高めるためにも実施する場合がある方法なのです。


しかし、この負荷試験は注意が必要なのです。

なんといっても、アレルゲンを体内に摂取するわけです。

それまで、授乳中の小さな子供さんがママからの母乳を介して、少量のアレルゲンを、

体内に摂取し、遅延型アレルギーの症状が出ていたケースにおいて、

負荷試験のように直接アレルゲンを体内に摂取することで、重篤な即時型

アレルギーの反応が発症するケースが結構あるのです。

そういう意味では、「IgE」の値が高いものについては、即時的アレルギー反応を、

発症させるリスクを考慮し、ある年齢まで負荷試験を行わないという選択肢もあるのです。

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